2005年06月14日

本日(6/14)の朝日新聞天声人語をみて

 文章の一部だけ切り取って文句つけるのは筋違いという話もあるけど、あんまりにも気になったので指摘してみます。

 コラム自体は、どこぞの学校で授業中に爆弾を投げ込んだ事件に対して、なぜこのようなことが起こったのか社会全体に突きつけられた問題として、丁寧に追っかけていきたいという結構な内容なのですが、どことなーくインターネットという(コラム筆者にとって得体の知れない)ものに対して悪意を感じさせる内容にもなっています。

以下一部引用
「世界に張り巡らされたインターネットは、人を犯罪に導き、そそのかす様な陰湿な面を備えている。」
全文はこちら:http://www.asahi.com/paper/column.html 6/14付け朝刊掲載

 インターネットという技術やシステムは決してそのような犯罪をそそのかしていません。インターネット上でアクセス可能な情報には、そのようなものが含まれているだけだと思います。

 にもかかわらず、このコラムでは『インターネット上の情報で爆弾の作り方を調べたそうだ、インターネットがなければそのような情報に触れることがなく思いとどまったかも知れない。』というような展開をして、さもインターネットという存在自体に問題がありというような内容で記されています。

 逆にこのような、インターネットというものがなにやら犯罪や負の情報の温床であるというイメージを増幅させる考えが、ネットワークの使用に偏見をもたらし、多くの人がよりよく情報に触れる機会を減少させているのではないでしょうか?
 お子さんをお持ちの親御さんの中には、このコラムをみて、インターネットは危ないからやめさせるべきだ、などと短絡的に思い実行する方も出てくるかもしれません。

 最近はインターネット関係の記事を見る際、このようなインターネット自体が悪とイメージさせるようなものが減ってきてるなと思っていたのですが、こういうコラムを見てしまうとがっくりしてしまいます。
 自分にとって未知の世界(インターネット)でなにやら怪しげな情報に無制限にアクセスできるらしい、しかもその上で自在に話したりして集団自殺したり、犯罪行為の情報を載せていたりしてこれはけしからん という考え方の人がまだまだ多いのでしょうか・・


posted by tetoran at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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